今年を振り返ると、やっぱりフィオナちゃんを亡くした事が一番ショックでした。
妊娠と分娩は、常に危険と隣り合わせです。
これはうさぎに限った話じゃなく、医療の進歩でその意識が薄れていますが
人間だって当然同じです。
ブリードに活躍してもらう女の子達は、身体の大きさ、体型や血統も含めて
十分に選考しますし、お産の時にはすぐに対応出来るよう欠かさず巡回します。
そうして、無事にお産を終えて元気に育児を頑張ってくれるママ達。
お産にまつわる事故は、常にあり得ることと思って油断しないようにしていますが
まさか、分娩後1週間以上経ってからママうさぎを亡くすとは思っていませんでした。
死因の特定は、当然ながら解剖しないと出来ませんので確定ではありませんが
フィオナちゃんの状態から、獣医さん&同職種(看護師)の家族・友人と検討した結果
肺梗塞だったのではないかと思います。
妊娠中から分娩後しばらくは、血栓症のリスクがかなり高くなるのは有名ですが
まさか、ママうさぎを梗塞で亡くすなんて・・・。
人間であれば、産褥期の血栓症予防法は色々ありますが、正直うさぎさんでは難しいです。
こういうケースで亡くなる子は、かなり珍しいのではないかと思いますが
もし、産後1週間頃に突然呼吸状態だけに異常が出た場合には肺梗塞の可能性があります。
呼吸困難も程度によっては、血栓溶解するような治療を受けられるかもしれません。
このことは、ブログに掲載するかどうか悩んでいましたが、もし同じような状況に他の
ブリーダーさんが直面したら、どうかそのママに助かって欲しいと思い記録しました。
うさぎ達と長く生活していくために少しでも役に立てばと思ってこの職種を選んで暫く
生殖医療の現場で働いて来ましたが、結局フィオちゃんを助けることが出来ず
本当に申し訳ないです。ママのティアナに似て、本当に美人な子でした。
女の子らしい強気なところも似て(笑)でも、そんなところも可愛かった。
フィオちゃん、ごめんね。沢山の思い出をありがとう。
嬉しかったことも、もちろん沢山ありました(*^_^*)
上半期&下半期ともに沢山のBabyに恵まれました。
そして、素敵なご縁を沢山頂いて、みんな良い里親さんのもとへ旅立って行きました。
こんな田舎の小さなラビトリーなのに、我が家のネザー達を可愛いっとご縁を下さった
里親さん達に、心から感謝しています。本当にありがとうございました<(_ _)>
ラビットショーで、斗磨くんのブリーダーさんと再会できて、斗磨くんを見せられたことも
Gacktが沢山良い評価を頂いたことも、里親さん達と再会できたことも
里子に行った子達が元気に暮らしているよ~っとお便り頂いたり、思いがけず再会できたことも
本当に色々嬉しい&楽しいことが沢山ありました♪
2014年も、出来れば嬉しいことが多い&みんなが元気に過ごせる1年になりますように。
年越し前に、ラビトリー全員の爪切りも済ませることが出来ました。
どうぞ、皆様&うさちゃん達も良いお年をお迎え下さい。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします<(_ _)>
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